ジュピター
jupiter
FW専門のメーカーが昔からある。FW専門のアダムズ社のタイトライズが一世を風靡したのが23年前。その性能にインスパイアされてデビューしたのがイージーシャローの初代で、以来一貫して大きなソール低重心を売りにしている。Vと記した5代目からフルチタンになり価格は上昇したが性能はそれ以上に向上した!DR並みに飛ぶ3Wの為、今も大好評を博している。その絶好調Ⅴがフルモデルチェンジとなれば、どう良くなったのか販売スタッフ自らが知りたくてウズウズしていた!①球が以前より上がる!3Wを苦手とする人の共通点として球が低い事が挙げられる。15度とはいえ14度に近い15度と、16度に近い15度とでは1.5度くらいの違いが出る。Ⅵでは3WのロフトをⅤよりも付けて球が上がってもランがしっかり出るようにBスピン量を調整されている。球が上がれば非力な人でも使え、ライの悪い所でもやさしさを感じれる。②溝の効果は抜群だ!大きな溝はインパクトのボディの変形を助け、球とフェイスの接着時間を長くする!エネルギー伝達は増大し、キャリーラン共にアップする!③3つのウェイトチップソールにあるウェイトコントロールはより自分に合ったクラブにする為の大切なチューニング機能だ。短い3Wが欲しい人は3ヶ所全てにWTを増やし短くても飛ぶ3Wが作れる!返しが弱くスライスが多い人は真ん中のウェイトをUPすれば、見事にストレートボールが打てる!フックでお悩みの方なら真ん中を軽くしてトゥヒールを重くすればフロントウェイトでフックなし。
2018年度女子プロのクラブセッティングを見てなるほど!と感じた。DRとIRの間にFWとUTを入れているが本数は5本入れているプロが多い!15度、18度、21度、24度、27度に代表されるFW2本、UT3本である。もちろん27度を外し4本にして5番IRを入れているプロもいるし一ノ瀬プロのように30度UTを入れIRは7番以下の選手もいる!モデルチェンジを繰り返し、やさしくなったUTを使わない手はない!6代目のイージーシャローは溝の採用、3WT採用の他に2つのセールスポイントがある!①思い切ったラウンドソールコースで打つとわかるがこの抜けの良さは最高レベルだ。きっちり抜けると方向と距離がはっきり向上しているのがわかる!ナイスショットが続く!この丸みを帯びたソールは数あるUTの中でもかなりのアドバンテージを発揮する!②UT21度をなんとフルチタン5Wのやさしさと従来のUT21度の間に距離差があったのは事実だ。UT21度をフルチタンにする事でそのギャップは見事埋まる!7Wよりやさしく7W並みに飛ぶ!イージーシャローⅥは60周年記念に相応しく確実に進化した!