ジュピター
jupiter
リョーマ谷本社長は完全主義者だ。球がブレないのはそのポリシーがブレていないからだ!DR開発で得たディープ&ストロングインパクトは接着時間を長くし、スピンを減らしブレないIRを創り上げた!
なんと!比重17という地球上で最も重いタングステンをふんだんに使用したのがパワーブースターと呼ばれるソールウェイト。低重心と深重心を高次元で両立させた事で左右にブレなくなった!通常は比重11が使われるゴルフ業界だがタングステンパウダーを重い軽いに振り分け、重いTGだけを固めたのが比重17のパワーブースター。効果は絶大だ!
リョーマは苦労の末、なんと直打ちでもティーアップと距離が変わらないという凄い技術を開発した!フェイスの下部で打っても距離が落ちないなんて凄すぎる。複数の金型でやっと実現したというフェイス下部の肉厚1.1ミリは下部ヒット時にフェイスが大きくたわみ、球との接着時間が増えて飛ぶ!パワースプリングゾーンと呼ばれたこの構造は「縦にもブレないぜ」を実現する。
46gシャフト46インチ・10度・285gなるスペックでコースに持ち出しテスト開始。振り良い。掴まる。上がる。飛ぶ!狙った所に飛び出してそこから左へフックしていく球がなん度も繰り返される!チーピンではない!一番飛ぶ球筋だ!スライス系の方にお渡しすればその人の最高飛距離が毎ホール出るに違いない!一発飛びではない。あと快音をお伝えしたい!おそらく日本一、いや世界一の打音だ。山本氏の言う通り最大の掴まりが誕生した。
我々アマチュアが3Wを打ち込むなんて難しいに決まってるがこの05モデルは払い打ちでよい!しかも返さなくてよい!DRと同じく3Wもスライスの人は多いはず!大丈夫!こんなによく返ってくれるFWはなかなかお目にかかれない。これまで3Wあきらめていた人はぜひ!スライサー注目のTUNE 05!
ストレートネックのUSAモデルはボールが沈む洋芝で芯に当たりスピンが利く。そのストレートで日本芝のボールが浮いた状態で打つと深く入り過ぎフェイス上部に当たりドロップする。このNウェッジの適度なグースは球の右置きを自然としスピンのかかるエリアでヒットできる!日本のコースでは絶対にグースが良い。このウェッジがとても気になった入江社長は発売前から借りてホームコースで試している。写真は最初の1打である!なんと芯にきやすい事か!Nウェッジは意識せずともハンドファーストで構えられその結果がこの打点であるなら開発の山本氏にグッドジョブ!と評価したい。ステンレスのノーメッキ製法も◎だ。
私は56度のSWを開いて構えてカット打ちをし、成功も失敗もするアベレージゴルファーだ。失敗のパターンは砂が硬いバンカー。砂が入ってないバンカー。これは誰が打っても上手に出ないでしょう!これが日本のコース整備状況なのである。フェイスを開くとバンス角が大きくなる。SWのエッジは硬い砂に弾かれて砂に潜らずそのままボールにあたりホームラン!Nウェッジ62度を開かずむしろかぶせて普通に打つ!硬い砂でも軟らかい砂でもエッジはきれいに砂に潜り、出るだけでなくピンに近づいていく。60度〜64度がNウェッジの核になると話してくれた山本氏の言葉がコースでよくわかった。決めた!私はこれからハイロフトで被せて打つ。皆さんもそうすべきだ。