ジュピター
jupiter
プロギアはヘッドパーツブランド「TUNE」より新たに02と03ドライバーをリリース。新たに搭載された飛びの技術がゴルファーを満足させることを確信した。極端に言えば、どこで打ってもフェイス全面がスポットだ!その打感と打音はこれが皆が望んでいた感触!と言える出来映えである。「CNC高精度加工でフェイス板材を成型。肉厚のバラツキを極限まで抑えた高い反発性能!」メーカーの謳い文句でその性能が理解出来る人は皆無だ。しかし打てば全ての人がそのフェイスのハジキを実感できるし、爽快感は群を抜く!今度の02は楽しみだ。明らかに前作より掴まりが大きく、バックスピンが減り距離が出ている!今後チューンの主力モデルとして君臨するだろう。一方の03はやさしく掴まえたい中級者に最善の選択となりうる。クラフトマンと相談しながらヘッド性能を最大限に引き出す一本としてほしい。チューンにはIRも新登場する。チタンをヘッド内部に50g近く入れる事で中空より打感がよく、打点周辺を厚肉にしダウンブロー派がターゲットだ。使うとやさしさが感じ取れる打感の気持ち良さは是非店頭で感じていただきたい。
大ヒットDRのセットとなればある程度売れるがFW単品でも売れる出来映えをプログレスの粟村社長は考え開発に時間をかけた!しかし比重の違う金属の溶接は困難だ。あえてフルチタンにせず、ソール全体を比重の重いマレージング素材にした。フェイスとクラウン部は811チタンにし、接合の難しいブレージング製法で低重心を実現したという。フェイスはDRに比べて薄い為反発係数をあげるのは難しいが、フェイスの周辺を限界まで薄くすると、それが「ぶっ飛び」だけでなく「やさしさ」まで生みCT値250に近い高い反発係数を手に入れた。DRで大絶賛を浴びた蛇腹ソール採用でソールもたわみ、圧倒的な飛距離は達成された。フェイスとソールが共に反発するというこれまでのFWで出来なかった飛距離が生まれた。特にランは従来のFWと大きく異なりぶっ飛びの要因となる。
アイアンの三浦技研が絶好調だ。創始者で現会長職の勝弘氏が研磨する為生産量は限定されるが、上達を目指すゴルファーならぜひ手にしたい逸品である。〈ヘッド状態〉は構えると安心感のある大きめの形状だがバックフェイスに新デザインを施し小振りヘッド同等のWT配置にする事でWGに求められる抜けが最高レベルとなる。トゥ側を肉薄にし、ヒールのフェイスからネックに繫るラインの美しさはさすが!である。〈ソール形状〉は他の三浦技研のWGと比べると、少しハイバンス角にしている。球の位置を中央から右側に置く人に最高の抜けを実現させている。〈素材のこだわり〉三浦技研の純鉄と称する鉄はなんと4ヶ月もかけて通常の炭素鋼をろ過するという。結果80%だった比率が99.3%という驚くべき高純度の鉄に仕上げてくれている。硬さを増す炭素を排除した純鉄は鍛造のスピードも細心の注意を必要とする。密度の詰まった、純鉄ヘッドの鍛造は三浦技研のこだわりから生まれ他の追随を許さない。打感を追求して辿り着いたこの純鉄はゴルファーに最高の振り心地を与えてくれる。勝弘氏の研磨印の入ったWGは今、手に入れておかないと後から悔やんでも遅い。