ジュピター
jupiter
エポンのアイアンと言えば今では知らない人の方が少数派になったが、エポンを有名にしたのは実は3世代前のAF502アイアンであった。502はPXGが生まれる幾年も前に中空&インナージェルで大ヒットを放ち、エポンブランドを至高の存在に育て上げる。それ程エポンのAF5シリーズは歴史がありゴルファーの憧れのクラブとなる。今回の「506」はかなりの注目を集め発表されると同時にロケットスタートとなった。
506を語る前に505のデビューの話をしたい。505を初めて見た時正直私は驚きを隠せなかった。ドライバーのようにWT調整できるIRに興味はあったがトウヒール2ヵ所にWTを分散し、まるで試作のような形で登場し、それがファンに受け入れられたからダブルで驚く!エポンは505愛用者の話を聞き今回更なる低重心化を実現している。重心を下げるとシャフトのしなりが大きくなり振り易い!同じSでも軟らかく感じ、よりセンターヒットが増える。ラフに強い硬いシャフト!それが使いこなせるとなれば腕が上がったのと同じと言えないか!
2つのWTは更に左右に離され、その間に可能な限りのエアスポットを創り出した!コンパクトHは抜けはよいのだがSスポットが狭いのが常。506はコンパクトHなのにSスポットは大型H並のワイドエリアを実現している!エポン万歳!と言うしかない!
「やさしいアイアンが欲しかった。打つと、スイートエリアの広さにびっくり。」これまではマッスル系を使っていましたがミスに強いアイアンをお願いしたところ真っ先に推めていただきました。見た目の通りとてもミスに強く練習場でもコースでもいい球が連続して出るようになりました。上下どちらにズレても広い芯が曲がりを抑えてくれるので2オンの確率が大幅に上がりました。