1.慣性モーメントの増大でヘッドの寛容性が向上
ネック部に軽比重のセラミックピンをインサートするRTXシリーズの最新テクノロジー「ZIPCORE」を搭載。それに加え、キャビティ部のヒール側を拡大させた「HOLLOW CAVITY DESIGN(ホロー キャビティ デザイン)」の採用により創出した45g(従来モデル比+6g)※2の余剰重量をヘッド全体に最適配分しました。
また、ヘッドも従来モデル比で長さを+1~1.2mm、高さを+1mmサイズアップ。それにより、左右・上下の慣性モーメントが増大し、飛距離安定性と方向安定性が向上しています。さらに、インパクトでの衝撃を吸収する効果のある「GELBACK(ジェルバック)」により、心地良い打感が味わえます。
※2 当社調べ。
2. オフセンターショットでも性能が安定
アベレージゴルファーのウエッジの平均打点を分析。過半数のゴルファーがフェースセンターよりトウ寄りでヒットしていることから、重心位置をトウ側に従来比で3mm(56°の場合)にシフトさせ、実際の打点に近づけたことにより、トウ寄りでヒットしても安定したボールスピードと飛距離を生み出します。
3.スピンコントロール性能が大きくアップ
ロフトごとに異なるフェースブラスト※3と、レーザーミーリングを施した「HYDRAZIP」(ハイドラジップ)を搭載。ラフやウエット時に、芝や砂、水分などがボールとフェースの間に入り込むような悪条件下でのスピン性能が向上しました。
また、最大で19本のグルーブ(溝)を、間隔を狭く、深く高精度で設計した「ULTIZIP」(アルチジップ)が、強烈なスピンを実現。特にラフやウエット時など悪条件下で優れたスピンコントロール性能を発揮します。
「HYDRAZIP」と「ULTIZIP」という2つの独自のフェース加工技術の組み合わせにより、ウエット時のスピン量は従来モデル比で40%増※2と大幅に増やすことに成功しました。
※2当社調べ。
※3砂などの細かい粒子を吹きつけ表面を滑りにくくする処理技術。
4. あらゆる状況のショットをやさしくするソール形状
ウエッジのさまざまな使用シーンを想定し、ロフトごとにソール形状を個別に設計。「V-SOLE」、「S-SOLE」、「C-SOLE」という3タイプのソール形状が、イメージしたアプローチショットが打てるようサポートします。
また、3タイプすべてでリーディングエッジを削り、バンス角を大きくすることで、地面への潜り込みを防ぐとともに、ソールが滑り、チャックリやダフリなどのミスショットを防いでくれます。
(1)V-SOLE:ダフリを恐れず気持ちよくフルショットできる
V字状のソールがフルショットやスクエアフェースでのショット時に抜けの良さを発揮し、チャックリやダフリなどのミスを減らします。
(2)S-SOLE:バンカーからも一発でラクラク脱出
ヒール側を削り落としたワイドなソールが、バンカーやラフなど、フェースを開いたショットで効果を発揮します。
(3)C-SOLE:目の前のバンカーや池越えも怖くない
ヒール側とトウ側を削り落とすことで、あらゆる場面で抜けが良く、フワリと上がるショットを打ちやすくします。
ヘッド素材 | SUS431 |
ヘッド製法 | ロストワックス精密鋳造+フェースレーザーミーリング加工 |
仕上げ | ツアーサテン |
HEAD | 46 | 48 | 50 | 52 | 54 | 56 | 58 |
バウンス角( ゜) | 12 | 12 | 12 | 12 | 14 | 14 | 12 |
ライ角(°) | 64 |
フェースプログレッション(mm) | 4.7 | 4.72 | 5.2 | 5.2 | 5.5 | 5.5 | 6.1 |
クラブ長さ(インチ) | 35.25 | 35.25 | 35.25 | 35.25 | 35.125 | 35.125 | 34.875 |
グリップ | ツアーベルベットフルラバーグリップ(バックラインなし、ロゴ入り)〈49.5g/口径60〉 |
※●MADE IN VIETNAM ●新溝ルール適合モデル
※スピン性能を重視しているため、ボールに傷が付くことがあります。
※バンス角は当社独自の計測法に基づいた実効角度を表記しています。そのため一般的な計測方法による数値と異なる場合があります。
N.S.PRO MODUS3の哲学を凝縮した集大成。
その製造技術と品質への信頼は世界中のトップツアーでも極めて篤く、海外メジャー大会優勝や国内男子ツアー賞金王にも貢献する、新カテゴリーのアイアン用スチールシャフト「MODUS」シリーズ。世界でその評価を確立し、活躍を続けています。
シリーズ誕生10周年の節目に誕生した「TOUR115」。これまでのトップツアープレイヤーからのフィードバックの集大成として、アスリートゴルファーのニーズを形にする新定番として誕生しました。
既に多くの愛用者を誇る
「TOUR105」、「SYSTEM3 TOUR125」の流れを汲む素直なシャフト特性により、トッププレイヤーの求める高次元のニーズに追従する弾道コントロールを可能にする高い操作性と、ツアースピン設計による直進性能とを両立。
世界に誇る高い設計技術によるシャフト性能に加え、近年のスタンダードにマッチするシャフト重量設定でアスリートのニーズを自在に形にします。
■直進性能と操作性能とを高次元で融合
日本シャフトが世界に誇る万能な設計/製造技術を駆使し、シャフトのすべてのエリアの肉厚をミクロの単位で自在に加工して最適化。
多様化する弾道コントロールのニーズに応える操作性能と、他を凌駕するシャフト造りのノウハウで培われたN.S.PRO独自の肉厚調整加工技術がもたらすツアースピン設計による直進性能とを高次元で融合しました。
ショットコントロールで攻める、ストレート弾道で攻める、どんなニーズにも高い追従性を持ちます。
■プレイヤーの意志に万能に対応する素直なシャフト特性
スイングに追従するシャフト特性は、ねじれることなくスイングのパワーをダイレクトにクラブヘッド、ボールへと伝え、まさにプレイヤーの意志に万能に応えます。
スイングタイプや弾道特性に対する偏りがなく、幅広い対応性を持ちます。「MODUS」選びのファーストステップとしても、突き詰めて「最後はやはり素直についてくるシャフト」というシャフト選びのゴールとしてもご選択頂ける受け手の広さを持ちます。より繊細なニーズや具体的なニーズには、既存のラインナップで対応する豊富なラインナップが揃っています。
■最新のクラブセッティングに対応するシャフト重量設定
トップツアーレベルでも起きているドライバーの軽量化に合わせると、これまでのレギュラーウェイト(125g)ではやや重めで、安定性最重視のセッティングとなります。過度なオーバースペックはスイングタイミングのズレを引き起こし、ピンを狙っていくはずのアイアンショットの精度低下に繋がります。
ドライバーシャフトのスタンダードになりつつある
60?70g台シャフトとの重量マッチングに優れる118.5g(Sフレックス)の重量設定とすることで、最新のクラブセッティングに対応するスペック設定としています。